日常の延長線上

日々々々(ひよ)がポケモンの構築・考察を記事にするブログです

選出に関しての四方山話  

<前書き>
選出負けすることが多いので、一度選出について一から考えてみようと思ってこの記事を書いた。
目標は最適な選出方法を求めることだが、勿論これだという結論は出るわけもないので、
割と話は右往左往する。許してくれ。

記事の流れとしては、選出時に必要な思考・意味などを考えてから、現在使われているであろう選出法を羅列。
それを活用して選出マニュアルを組み、その後に結論を出す感じで行こうと思う。
面倒な読者のために結論を書いておくと、
出てこなさそうなポケモンを切って、刺さっているポケモンを出して、
相手に選出されそうなポケモンを考慮して最終的な選出を決めよう。

という、そりゃ当然だろっていう結論に落ち着いた。

<本題>
さて、選出の仕方は色々あるが、大別すれば2つになると思う。

A:初手を決める
B:3体を決める

この2つだ。A→B、B→Aのどちらの順序を辿るかは状況によるだろうが、このA、B2つの工程によって選出が成り立っているのに異論はないと思う。
ここで重要視したいのが、A。初手を決めるということだ。
ポケモンバトルにおいて、特にシングルバトルにおいて初手は非常に重要だ。それは何故か。

答えはポケモンの対面には有利不利が存在するからである。

例えばガブリアス対クレセリアはクレセリアが有利だし、バンギラス対ローブシンではローブシンが有利である。
一方が不利状況にある時、そのプレイヤーは不利状況を打開する何らかの手段を取る必要がある。
上記例で言えば、ガブリアス対クレセリアならガブリアスからギルガルドへの交換。
バンギラス対ローブシンであれば、バンギラスをラティオスに交換することなどが考えられるだろう。
これによって不利なプレイヤーが入れ替わり、また不利なプレイヤーが状況を変える手段を考えることになる。
あるいは最初から有利プレイヤーが、相手の不利を解消する行動を読み、先に行動することもあるだろう。
(ガブリアス対クレセリアで、ガブがギルガルドに引く読みで初手からヒードランに引くなど)

ポケモンはこういった有利不利関係が繰り返し発生するゲームである。
となれば勿論、より多くの有利状況を作り出した方が勝ちやすいのは考えるまでもないだろう。
初手が重要なのも、有利状況を一度でも多く作るためと考えていいと思う。

この考えは勿論選出全体の考えにも大きく反映される。不利状況に陥りやすいポケモンは選出するべきではないし、有利状況を取りやすいポケモンは積極的に選出すべきだ。
選出法について考える時、この有利を取りやすく、不利を取られにくいポケモンを選出するという考えを念頭に置く必要があるだろう。

それでは、現在取られているであろう選出の手法を羅列してみよう。
それほど明確に分けられるものではないが、AとBで分けて考える。

A:初手を決める 方法
1:刺さっているポケモンを出す
例えばあるポケモンαが相手の5体に有利を取っていて、1体に不利だとする。
残りの手持ちには精々4体か3体に有利なポケモンしかいないので、有利を取りやすいαを初手に出す。
そういった方法だ。メガバシャーモとかを考えていただければいいと思う。
この方法は余りにもαが相手に刺さりすぎている場合、αが出てくるのが簡単に読めるため、αに唯一有利な1体を出されやすい点が弱点である。
αに有利なのが1体ならまだいいのだけど、2体有利な奴がいると結構読みやすかったりするし。

というわけで、
2:こちらに刺さっているポケモンに有利なポケモンを出す
1の相手視点の考えで初手を決める方法もあるだろう。
ファイアローを止められるポケモンが水ロトムしかいないので、水ロトムを先発に出す。そういった考えだ。
弱点は、刺さっているポケモンが後続に入れられた場合、初手に出した有利ポケモンが倒されている可能性があること。
これはまぁ読みなので、仕方ないだろうか。

3:相手がどんなポケモンでもどうにでも出来るポケモンを出す
1とは少し違って、不利を取るのが何とかしやすいポケモンだけだったり、不利を取っても大した痛手にならない奴を置くこと。
スカーフ霊獣ランドロスが一番それっぽいイメージだが、これは後ろのポケモンとの兼ね合いもあるので中々難しい。

4:後ろの起点を作るポケモンを出す
起点構築などではよくある、初手カバルドンでステロ欠伸する。襷霊獣ランドでステロ封じするなんてのが当てはまる。
弱点はやはり読まれやすいこと。特にパーティに見ただけで大体の型が想像できるような面子がそろっていると対策ポケモンが出されやすい。
(ラグカイロスライコウキザンバルジーナバシャーモとかだと、やっぱりラグが初手なのは読まれやすい)

B:3体を決める
1:相手に有利を多く取っているポケモンを選ぶ
例えば4体以上に有利であるポケモンが3体いれば、その3体を出すという考え。
基本的な選出のベースになるのは恐らくこの考えだと思う。

2:消去法(こいつは無理だーってポケモンを出さないと決める)
1の逆。まぁ、炎統一にナットレイは出さない、みたいな考えだ。
ビビヨンがいるからS遅いのはあまり出さない、なんてのもこれに入ると思う。
不利を取るポケモンは出さないということなので、考えとしてはとても正しいだろう。

3:初手の不利をカバー出来るポケモンを入れる
スカーフ霊獣ランドロスの蜻蛉からポリゴン2に繋いだりすることはよくあると思うが、そういった相手の何が初手でも受けれるように裏を組む考え。
とはいえ、ポリゴン2のようにわりかし汎用的にどんなポケモンでも受けられるならいいが、
一部は受けれるが一部は無理、といったポケモンしかいない場合はカバーしきれずにそのポケモンが選出されるかどうかの読みあいになる。

4:相手の6体だれが来ても相手出来るような3体の組み合わせを選ぶ
1の発展系。僕が一番よくやってしまう方法でもある。
多少のきつさはあっても全員選ばれる可能性を考えて、全員まとめて何とか出来る3体を考えてしまう。
多くの場合、この選出法には穴がある。3体で6体をカバーする時、どうしても誰かに負荷が集中しやすいのだ。
例えばこちらクレセリアフシギバナマンムーで相手にガブリアスガルーラギルガルドみたいな選出をされると、
クレセリアに負荷が集中しすぎて、相手の誰かを止めきれなくて死ぬ可能性がある。

5:相手の選出を読んでそれに勝てる3体を選ぶ
4の更に発展した形だろう。相手の選出を考え、その3体を予測しそれに絞って選出を考えること。
相手の選出を考える際には「こちらのポケモンに刺さっている」「刺さっているポケモンに対処出来る」などが考慮されるだろう。つまりは1や3、4だ。


さて、抜けはあるかもしれないが、初手の決め方、3体の決め方に関しての大体は羅列出来たと思う。
大体のポケモンプレイヤーは多かれ少なかれこれらの要素を直感的にとらえて、選出を決めていると思うが、
2分の制限時間の元で全ての要素を考慮することは容易ではない。
なので、ここで選出時に考えることを可能な限り順序立てつつ項目化することに挑戦してみたいと思う。
いわゆる”マニュアル化”である。

1:相手の構築でこちらに刺さっていないポケモンを取り除く
2:自分の構築で相手に刺さっていないポケモンを取り除く
3:自分の構築で相手に刺さっているポケモンを選ぶ
4:その中で初手で出しやすい(有利を取りやすい、不利でも状況を覆しやすい)ポケモンを選ぶ
5:相手の構築で自分に刺さっているポケモンを選ぶ
6:3で選んだ自分のポケモンが、5で選んだ相手のポケモンに不利な時、再び刺さっているポケモンを選びなおす

このままでは分かりづらいので、表現を簡略化すると、

1:両パーティの出しづらいポケモンを考慮から外し、
2:相手に刺さっているポケモンを選び、
3:それが相手の(されるであろう)選出と噛みあいそうかを確認し、駄目そうなら再考慮する

こんな感じになると思う。ただ、このマニュアルはスタンパやサイクルパでは使えるだろうが、
起点構築などの勝ち筋が明確に決まっているパーティには合わないだろう。
なぜなら、起点構築などは構築段階で大よそ選出が2分化されていて、選出時には

1:決まった行動を阻害する相手がいないかを確認し、
2:出来る場合は基本選出を。出来ない場合は裏選出をする

このように考えるのが基本だからだ。
この点は起点構築の優れた点だと感じる。


<後書きないし反省>
選出は人の読みが大きく絡む所で、文章化して考えるのはなかなか難しいように見える。
だが、実況動画などを見ている限りでは、ある程度みんな選出時に何らかの考えを持って選出していることが分かる。
上記した消去法や、カバーしやすい初手とカバー出来る裏を組むなどは分かりやすいと思う。
それならば、そういった選出方法を文章化、さらに言えばマニュアル化することも可能だとは思う。
今回僕が書いたマニュアルはぶっちゃけ適当なので、
誰かポケモンが上手い人に、選出時の思考をもっと洗練されたマニュアルにして、公開してほしい。
つーか初手の決め方と3体の決め方並列的に考えるのめっちゃ難しいから
マニュアルに初手の決め方突っ込めてないのは完全にクソ。
経験則では出されそうな初手に対応する初手orこっちが動かしやすい初手の二択だとは思ってるけど、
この”出されそう”とか”動かしやすい”みたいなんを明確に言葉にできない。
もっと言えば”刺さってる”とかもいまいち概念化し難い感覚的な表現なので、駄目感ある。


なんでまぁ、ポケモン上手い人は思考方法とか文章化して記事にしてくれ。オナシャス。
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コメント

ご自身が最後に触れているとおり、「刺さっている」の概念が定量化等の方法で容易に用いられなければ、誰でもマニュアルに沿えば及第点の選出ができるというような意味でのマニュアル化は難しい気がします。
逆に「刺さっている」が定量化され得るなら、最も勝ち筋に厚い選出を自動で行うこともできるわけで、選出学はもっと開拓されてもいいと思いました。

#- | URL
2014/10/23 12:23 | edit

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